(図)コリドー・アプローチにより、森をつなぎ、
コーヒー生産と環境の間にハーモニーを生み出す
コンサベーション・コーヒー・ベスト・プラクティス(CCBP)
CIは、生産者とともに、生物多様性の保全と生産者の生活およびコミュニティの生計の向上に取り組むための手法として、コンサベーション・コーヒー・ベスト・プラクティス(CCBP)を開発しました。
CCBPは各ホットスポットや地域のニーズに応じて、適用・管理されています。各国のコンサベーション・コーヒーのパートナーは、以下のようなコーヒー生産とマーケティングにおける継続的な努力を通じて、地域の保全戦略に貢献しています。
・危機にさらされている動植物種の生息地の持続的な保全を促進する
・森林や他の原生生息地などの開拓を防ぐ
・化学物質への依存を中止、もしくは減少させる
・水源地および水質の保全に努める
・土壌浸食を防ぎ、地力を高める
・荒れた土地を自然生息地もしくは生産性の高い農地へ転換する
・保全地域を守り、環境に関連した法規制に従う
・コーヒー生産者への公正な報酬を確実なものとするために、商取引の透明性を高める
・生産、加工プロセスにおける付加価値と、生産地へのトレーサビリティを確立する
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コーヒー生産と貧困:グローバリズムが生んだ格差
コーヒー生産者は小規模農家が多く、しかもコーヒー豆の価格は市場相場によって大きく変動します。2001年に世界のコーヒー価格が暴落した後、途上国の小規模生産農家の多くが、苦しい生活を余儀なくされています。
貧困の悪化はまた、自然資源に直接頼って生活することの多い途上国においては、環境問題の悪化につながることも多いのです。
世界市場のグローバル化が進む中、日本をはじめとする先進国が、途上国の小規模農家や環境改善に直接貢献することのできる製品を進んで購入し、生産者になるべく多くの利益を還元するなど、世界市場を利用しながら少しずつ貧富の差をなくしていくことを目指すことが重要です。
コーヒー業界の新しいリーダーシップ 消費者とコーヒー生産地の架け橋を目指して:
1998年以来、CIは、コーヒーが、生産するコミュニティの支援と環境保全の両方を達成する強力なツールであることを示すために、企業とパートナーシップを構築してきました。
CIは、世界のコーヒー生産者と生物多様性が直面している課題に取り組むには、大手ロースター、輸出入業者、加工業者、栽培者、生産者組合などにわたる、コーヒー業界すべての強い関わりが必要であると考えます。生産の各段階でのさまざまな参加者のビジネス・ニーズによってアプローチは異なるかもしれませんが、効果的な全体戦略を設定し、目標に向かって確固たる活動を実施することが重要です。
スターバックス社:
スターバックス社は、コンサベーション・コーヒー・プログラムへの支援を通し、コーヒー農家に対する金銭的・技術的支援を実施しました。これにより、環境や経済的恩恵が生み出されると同時に、保全活動が行われている地域で生産されたコーヒーを、実際に店舗で消費者に届けることが可能になりました。メキシコで生産されたコーヒーは、現在「シェイド
グロウン メキシコ」としてスターバックス コーヒーの国内店舗(コーヒー豆取り扱い店舗のみ)で販売されています。
CIはスターバックス社との協働により、スターバックス社のコーヒー買い付け基準「C.A.F.E.プラクティス」を開発しました。
「C.A.F.E.プラクティス」では、農産物生産や供給者の世界的なネットワークを通じて、スターバックス社が社会や環境へのより一層の貢献を促すためのメカニズムを作り上げています。
スターバックス社のコーヒー生産地への貢献について
スターバックス コーヒー ジャパン公式サイト
http://www.starbucks.co.jp/
CIは、SCAJ2006に参加しました。
レポートはこちら
世界のコンサベーション・コーヒー・プログラム
メキシコ
ペルー
コスタリカ(PDF 104K)
パナマ(PDF 113K)
コロンビア(PDF 149K)
インドネシア
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